隣の芝生は…

 よく見えちゃったりしますよね。ついつい、比べちゃったりして。
土台になる部分が全然違うんだから、異なってて当たり前なのに。

 昨日で、結婚2周年になりました。
母と交わす会話も、すっかり主婦っぽくなったなぁと(笑)
でも、2年って実感が湧かないのですよ、やっぱり。
あまり大きな出来事もなく、(あったらあったで困るけど)淡々と過ぎてきたような気がします。先輩主婦の方々からは「まだまだこれからよ」なんて言われそうですが(^^ゞ
 でも、ここ最近、すっごくしみじみと感じることがあって。記念日に書き留めてみようかなと思います。
 そんな、別に大したことじゃないんだけど、私の中で大事だなって思ったので。
 「その夫婦なりのサイクルで生活が出来ていれば良い」
って思えるのです。最近特に。
例えば、主婦の仕事っていうのは、炊事洗濯掃除とか…ですね。まあ、衣食住に関わる大事な部分であり。もちろん、理想を言えば、どれも完璧に出来たらそれに越したことはない。でも、そんな「完璧」なんてあり得ないし。ロボットじゃないんだから。別に妻が仕事してようがしてまいが、そういう問題ではなくて。
 つまり、「専業主婦だから完璧にこなさなければならない」という考えや「働いているから完璧に出来ていない」という後ろめたい思いとか、そういうのって、自分を苦しめるだけなんじゃないかな〜って。私は後者の思いを当初持っていましたけど、最近はそういうネガティブな考え方は薄れてきています。薄めてくれたのは、他でもない旦那ですが。
 絶対人間だから向き不向きってあると思うんですよ。掃除はいいけど洗濯は面倒…とか、料理はいいけど後片付けが嫌とか。…ちょっと自己防衛もあるかもだけど(爆)それが完璧を目指してやろうとか、良いお嫁さんと思われたいからとか、頑張りすぎると無理が出てきたりして。その無理がストレスになったりしたら、せっかく赤の他人同士が一緒に暮らすことになった縁が壊れてしまうことだってあるような気がして。
 だから、その家族が、心身ともに健康的に暮らしているのなら、どんな形でもきちんとまわっているんだから、何も卑屈になることはないんじゃないのかなって思うのであります。もちろん、相手との相互理解が前提だと思うけど。お互いが分かってて、ちゃんと毎日が過せているのなら、それがその「家族の形」なんじゃないかなって。そこには、いわゆるステレオタイプな「家族とはこうあるべき」なんて物は当てはまらなくて当然なわけで。比べたって意味が無いわけで。それがこの世に一つしか無い自分の「家族」になるんだろう。
 こう思えるようになったのも、非常におおらかな旦那のお陰かもしれないです。「自分がしなきゃいけないと思った時にやれば良いよ」って言われると、甘えてしまっていいのかな?とも思うけど、本当に焦燥感なんてものはす〜っと溶けて無くなってしまうのです。責任感が強すぎて、ストレスになってしまう傾向がある私にとっては、まさに「画期的」なことなんです。

だから、淡々とでも毎日を重ねていって、その中でいろんなことがあっても穏やかに過していけたら、それだけで良いのかな〜なんて。
3年目にはいるに当たって、そんなことを感じている今日この頃なのでした。

自分の性格って、自分にしか変えられないけど、他の人間との関わりが大きな影響を与えるものなんだなぁ〜。
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日記

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Cappriccioso(カプリチオーソ:気まぐれ)ブログです。
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