実は、美瑛から札幌に行く途中で、事故りまして（TOT）
自損だったので、怪我も何も無かったんですが、愛車が破損…。山道を運転中、眠くなる前に休憩を、と思って入った砂利の空き地に、魔のでかい石が潜んでました。車の底部をガッツンとやられ、ギアオイルがだだ漏れ…。ギアが入らず、動かせなくなり、JAF出動ですよ。人生初のレッカーでございました（泣）
　しかも、運悪いことに、その日火曜日は周辺のトヨ○のディーラーが全休。そのままお盆休みに入る所も多く、JAFの方に「ちょっと２、３日で直りそうにないですよ」と言われ。唇が青くなってくるのが自分でも分かりましたわ…。目の前真っ暗な旦那は口数も少なくなり、自己嫌悪になってるし。確かに、なんで事故を防ぐための休憩でこんなことになってしまうのか、全く理不尽過ぎる（TOT）

　でも、ここからが不幸中の幸いで。車両保険に入ってたので、保険会社に連絡した所、最寄の提携修理工場を探してくれるとのこと。とりあえず携帯で連絡取りながら、隣町の工場で引き受けてもらえることに。そこまでレッカーしてもらったのですが、北海道の隣町って、関東で言う隣の県ぐらい遠いのよね…。隣町まで40km。なめたらいけない、北海道（号泣）
　もうなんか、暑さも加わって、疲れに疲れ果てたうちら夫婦にとって、この修理工場さんは神様にも等しかったです（＞＜）すごく気遣って下さって、代車を借りることができたんですが、「お車のことはこちらにお任せ下さっていいですから、旅を楽しんで下さい」と励ましてくれて。応対して下さった方の奥様が横浜の方ということもあって、色々話しているうちに、茫然自失から少しずつ自分の感情が戻ってくるのを感じました。
　結局その日は予定通り、苫小牧に泊まり、逐一連絡を待つことに。どのくらいのダメージなのか、部品が取替えになるのかなど全く分からない中で、段々吹っ切れてくる私（笑）いつもは凹む私を励ます旦那でしたがあの時は立場逆転だったな〜。
　翌朝、結局ギア全体が取替えとなり、部品が届くのに1日かかるという連絡が。部品が届いてから、何とか1日で仕上げてくれるとのことで、もう開き直ってもう1泊できることになったと思うしかない！！と、その日は予定通り函館に行き、おいしいハンバーグと海鮮丼を食べましたわｖｖもう一泊して、愛車を翌朝迎えに行きました。ああ、街中で同じ車を見るたびに切なかったこと！本当に工場の方達総出で徹夜で作業してくれたそうで、いくら感謝しても足りませんでした。
　後の問題は、フェリー。車が直っても、世の中はお盆真っ只中でUターンラッシュ。案の定、フェリーというフェリーに電話しまくったけど満車の一言。予約変更しようにもこの状態では本州にすら渡れないかも！！と不安は尽きず。函館に泊まった際に、フェリーターミナルに行き、社員さんをとっつかまえ、何とかならないか食い下がりましたよ。…そしたら、何とかなるもんですね。上の方と相談して内々で何とかしてくれましたこれで帰れる〜〜〜！！

　結果的には、1日押しただけで仕事に穴を開けることもなく、帰ってこれました。それもこれも、工場とフェリー会社の方達のおかげ（＞＜）後で聞いた話では、交換した部品はリサイクル品の中に唯一同じ型のがあって、その部品を売ってる会社は次の日からお盆休みだった、とか、借りられた代車は最後の一台だったとか。
事故自体は不幸でしたが、人の温かさに助けられ、最後の最後で何とかなるという強運に守られている旦那の運の良さを実感しましたわ。

きっと、今回の旅行、生涯忘れないでしょう。
でも、半分心から楽しめなかったので、また行きます！懲りない夫婦です（笑）
お車お持ちの皆さん、車両保険には入っておくことをオススメします！！